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これらのことは、ヨハネがバプテスマを授けていたヨルダンの向こうのベタニヤであったのである。
336. 3. 以上のすべては、主おひとりの力によって可能となる。そして主おひとりを仰ぎ、主の掟にしたがって生きるのでなければ、与えられない。
この事柄については、今まで多くの箇所で説明しました。更に付して、このような至福・幸福・よろこびは全て主によってしか与えられないこと、したがって主に向かって祈るしかないことです。主以外のだれにそれができるでしょう。
「造られたものはすべてこの方によって造られた」(ヨハネによる福音書1:3)。
「この方こそ天地の神である」(マタイによる福音書28:18)。
「この方を除いては父なる神の姿を見た人はいないし、そのみ声を聞いた人もいない」(ヨハネによる福音書1:18、5:37、14:6-11)。
〈みことば〉の中の以上の箇所や他の多くの箇所から明らかなことは、結婚という結婚には、〈愛と英知との結婚〉すなわち〈善と真理との結婚〉が唯一無比の起源になっていること、しかもそれは主おひとりから発出したものであることです。主に向かう人でないかぎり、そのような愛と幸福は与えられないのは、そのためです。またそれは主の掟にしたがって生きる人のことです。主はその人と愛によって結ばれています(ヨハネによる福音書14:21-24)。