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このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天にいますあなたがたの父はなおさら、求めてくる者に良いものを下さらないことがあろうか。
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このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天にいますあなたがたの父はなおさら、求めてくる者に良いものを下さらないことがあろうか。
128. 人は死後、自分の行いによってその運命が決まるということは、だれでも〈みことば〉から知っています。〈みことば〉を聞いて、その部分を読むと、それがはっきり分かりますが、そのさい、信仰とか信仰のみによる義認のような考え方をしないでください。主は、ご自身の〈みことば〉の中で、それについて教えておられます。わずかですが、次の引用はその証拠になります。
「よい実を結ばない木は、すべて切られて火に投げ入れられる。あなた方は、その実によって、かれらを知るであろう」(マタイ7:19、20)。
「その日には、多くの者がわたしに向かって言うであろう。『主よ、・・・わたしたちは、あなたのみ名によって預言したではありま せんか。・・・あなたのみ名によって、多くの力ある業をしたでは ありませんか』と。しかし、そのときかれらにむかって言おう、『わたしは、あなた方を知らない。悪をなした者よ、わたしから離れなさい』と」(マタイ7:22、23)。
「すべてわたしのコトバを聞き、それを行う者は、岩の上に家を建 てたかしこい人に似ている。・・・すべてわたしのコトバを聞いても、それを行わない人は、土台のないつち、土の上に自分の家を建てた人に似ている」(マタイ7:24、26、ルカ6:46-49)。
2. 「人の子が、その父の栄光のうちに来るとき、:::ひとりひとりにたいし、その行いによって報いるであろう」(マタイ16:27)。
「神の国はあなた方からとりあげられて、自分なりの実を結ぶ国民 に与えられるであろう」(マタイ21:43)。
「イエスは言われた、『神の〈みことば〉を聞いて、それを行う者こそ、わたしの母、わたしの兄弟である』と」(ルカ8:21)。
「そのとき、あなたがたは、戸の外に立ってたたき、『ご主人さま、あけてください』と言う。しかし、わたしはかれらに向かって、こう言おう、『わたしは、あなた方がどこから来たのか知らない。・・・わたしから離れなさい。みんな悪をした者たちだ』と」(ルカ13:25-27)。「善を行った者たちは、〈いのち〉をうけるためよみがえり、悪を行った者たちは、裁きをうけるためによみがえる」(ヨハネ5:29)。
3. 「神は、罪人の言うことを聞いてくださらないが、人が神を敬い、そのみ心を行っていれば、聞いてくださるということを、わたしたちは知っている」(ヨハネ9:31)。
「もし、以上のことを知って、それを行うなら、あなた方はさいわいである」(ヨハネ13:17)。
「わたしの命令を守り、それを行う者は、わたしを愛する者である。・・・そして、わたしは、その人のところへ行き、その人を愛する。・・・そして、その人のところへ行き、その人の中に住まいを設ける」(ヨハネ14:15、21-24)。
「わたしがあなた方に命じることを、すべて行う人はわたしの友である。・・・わたしはあなた方が実を結び、その実が残るよう ・・ あなた方を選んだのである」(ヨハネ15:14、16)。
4. 「主は、ヨハネにむかって言われた、『エペソ教会の天使あてに 書きなさい、わたしはあなたの行いを知っている。初期にあった仁 愛を忘れてしまっているので、わたしはあなたに警告したい。悔い改めなさい。そして以前の行いをしなさい。もしそうしないなら、・・・わたしは、あなたの燭台を、その場所からとり除く』と」 (黙示2:1、2、4、5)。
「スミルナ教会の天使あてに書きなさい、わたしは、あなたの行い を知っている、と」(黙示2:8、[9])。
「ペルガモにある教会の天使あてに書きなさい、・・・わたしはあなたの行いを知っている。悔い改めなさい、と」(黙示2:[12]、13、16)。
「テアテラにある教会の天使あてに書きなさい。・・・わたしは、あなたの行い、仁愛を知っている。またあなたの後になってしたことが、初めのより、ずっと優っているのを知っている、と」(黙示2:18、19)。
「サルディスにある教会の天使あてに書きなさい。・・・わたしはあなたの行いを知っている。あなたは名目上生きているとのことだ が、実は死んでいる。・・・神のみまえで、あなたの行いが完全になっていない。・・・悔い改めなさい、と」(黙示3:1-3)。
「フィラデルフィアにある教会の天使あてに書きなさい。わたしはあなたの行いを知っている、と」(黙示3:7、8)。
「ラオディケアの教会の天使あてに書きなさい。わたしはあなたの行いを知っている。・・・悔い改めなさい、と」(黙示3:14、15、19)。
「わたしは天からくる声を聞いた、『書きなさい、今からのち、主のうちに死ぬ者はさいわいである。・・・かれらの行いがかれらの あとについていく、と』(黙示14:13)。
「〈いのち〉にかんする書物がひらかれた。そして死者は裁きをうけた。・・・その人たちの行いにしたがって、みんな裁かれた」 (黙示20:12、13)。
「見よ、わたしはすぐに行く。わたしは報いをもっていく。ひとりひとりに、その人の行いにしたがって報いるために」(黙示22:12)。
以上は新約聖書の中にあります。
5. 旧約聖書にも、いろいろありますが、その中から一箇所だけつけ加えます。
「エホバの門のところに立ち、そこで次のコトバを大声で読みなさい、『大能のエホバであるイスラエルの神は言われた、〈あなた方のあゆむ道をよくし、あなた方の行いをよくしなさい。・・・あな た方は、《これはエホバの神殿だ、これはエホバの神殿だ、これは エホバの神殿だ》と言うウソつきのコトバを信じてはならない。・・・そう言いながら、盗んだり、殺したり、姦淫したり、ウソを言って誓ったりしているのだ。:::それで、あなた方は憎むべきこ とをしていながらここへ来て、わたしの名前が記してあるこの家の 中で、わたしの面前に立ち、《われわれは救われた》と言うつもりか。この家は強盗の巣になってしまった。わたしもまた、そのとおりのことを見たのだ〉と、エホバは言われた』と」(エレミヤ7:2、3、4、9-11)。