ヨハネによる福音書の終わり近くに ヨハネによる福音書21:1-14イエスの十字架につけられて復活してから数日後、イエスの弟子７人がエルサレムから北上して、ガリラヤの海に行ったという話があります。ペテロの勧めで、彼らは皆、ペテロの船に乗って釣りに出かけました。しかし、彼らは一晩中漁に出ようとしましたが、運がなく、何も釣れませんでした。彼らは海岸の近くにいましたが、早朝の光が差し始めた頃、水辺に立っている男を見ました。彼は彼らが何かを捕まえたかどうかを尋ねる彼らに声をかけます。彼らは "いいえ "と答えると、彼は "ボートの反対側を試してみてください "と、それらを指示します。彼らはこれを行うとき、彼らはあまりにも重いので、ボートにネットを運ぶことができないように多くの魚をキャッチします。そこで、魚の入った網を底に乗せて、岸に向かって漕いでいくのです。

最初のうちは、彼らが見ている人がイエスであることに気がつきませんでした。イエス様は小さな火を焚いて魚を調理していて、一緒に朝食を食べようと誘っています。 そして、ヨハネはペテロに静かに「イエス様だ」と言います。ペテロはマントをつかみ、裸を隠すためにマントを自分に巻いて、すぐ近くまで来ているので、泳いで岸まで飛び込みました。

この物語には、いくつかの興味深い内容があります。主の昇天後に起こったことの物語の最初のものはエルサレムかその近くで行われたが、この物語はガリラヤにある。この弟子たちのうち、5人が名前を挙げられていますが、私たちが知っている5人のうち、少なくとも4人はガリラヤ出身ですから、そこに来るということは、彼らは故郷であり、彼らは漁師ですから、漁に出るということは、彼らの血が流れています。名前が挙がっている五人は、シモン（またはペテロ）、ヤコブとヨハネの兄弟、トマスとナタナエル、そして名前が挙がっていない二人で、七人を構成しています。 名前のない二人は、ペテロの弟のアンドリューとナタナエルの友人のフィリップで、二人とも湖の近くの地域の出身であることが分かっています。

ペテロとヨハネが墓場で見た天使たちは、イエス様がガリラヤで「山」でお会いになると言っていたので、この七人はガリラヤから来たので、先を急ぎ足で進んだのかもしれません。

彼らの名前を見て、文字通りの意味は何なのか、霊的な意味で何を表しているのかを見てみましょう。

- シモンはイエスによって「ペテロ」と改名されましたが、これはギリシャ語で岩を意味し、彼の場合はイエスが神から来たというキリスト教の最も堅固で決定的な岩、すなわち真理を意味します。

- ヨハネは愛や慈愛を意味します。

- ジョンの弟のジェームズは、慈善事業を行うことを意味しています。

- ナタニエルは神からの贈り物という意味で、フィリップの友人である私は、彼が表している神からの贈り物は、理解を満たすものを学ぶことへの愛、私たちの好奇心ではないかと考えています。

- トマスはギリシャ語で双子を意味し，ペテロのすぐ後に名前が付けられているので，似たような表現をしているのかもしれません。 ペテロは自分が見たことや主が語ったことで簡単に主を信じているのに対し、トーマスは信じていますし、同じように強く信じています。

福音書の中で「ガリラヤ海」の周辺で起こる物語の中で最も多く語られている町は、ベツサイダ、カペルナウム、カナ、ナザレです。ベツサイダとは、それ自体が「漁場」という意味です。私が持っている地図は縮尺が小さく、すべてが正確に一致しているわけではありませんが、湖の北端か、湖に流れ込む直前のヨルダン川の上流にあることを示しています。北西岸にはカペルナウムとマグダラがあり、内陸にはカナとナザレがありますが、湖のこの一角から西に４、５マイルしか離れていません。この地域は、これらの弟子たちのほとんどが育った場所であり、漁業が一般的な職業でした。

ガリラヤという名前は「一周」という意味です。 御言葉は、イエスが湖の周りの町々で教えていたことを教えているので、その国でイエスが教えていたこと、していたことをすべて読むと、イエスの教えの「一周」と考えることができます。

次の関心事の詳細は、主が船の反対側を提案したときに、何もない長い夜の後に、結果として大漁になったということです。 これは、次の箇所で述べられている釣りの出来事を思い起こさせます。 ルカによる福音書5:4-7.弟子たちは「人の漁師」にならなければならないので（以下のように マタイによる福音書4:19)、人々を説得して主であるキリストの知識と礼拝に導くのが彼らの務めであり、彼らは常に主に導かれなければならないという教訓なのかもしれません。

そこでヨハネは気づき、ペテロに「主だ」と囁く(ヨハネによる福音書21:7)とピーターはすぐにマントを羽織って飛び込んで早く岸に着きます。なぜ最初に気づくのはヨハネなのでしょうか？ヨハネが愛と愛情を表しているのに対し、ペテロは信仰や真実を表しています。真理がペテロのように行動する手段であるのに対し、愛はつながる手段であり、それはヨハネがしたことです。そして、ペテロはなぜマントを掴んで着る必要があったのでしょうか。 御言葉の中の衣は、すべての人が探せば持っているであろう霊的なものについての真理を表しており、それはペテロを弟子として形成する特定の真理であり、「あなたはキリストである」(マタイによる福音書16:16-18この真理こそがキリスト教会の岩石なのです。この真理を自分の一部として持つことは、主に会うために必要なことです。

皆が岸に着いた時、イエス様が「釣った魚を持ってくるように」と言われたので、ペテロは水の上に行って、網を全部砂の上に引っ張り上げて、１５３匹の魚を数えました。そして、イエスは彼ら全員を食事に誘われました。

この物語には奇妙な記述がある"弟子たちは誰も彼に『あなたは誰ですか』と尋ねようとしなかったが、それが主であることを知っていた。(ヨハネによる福音書21:12).彼らは知っていたはずです、彼らは数年前から主に従っていたのですから。これは、キリスト教会がまだ主の本当の姿を理解していないことを思い知らされたのでしょうか。カトリック教会はこのことを３００年以上も議論してきましたが、決定するはずだった公会議では、父、子、聖霊の３つの別々の人物が一つの神の頭の中にいるという結論に達しました。 現在のキリスト教会の中には、父と永遠に生まれた子の二人に焦点を当てている教会もあるようですが、この二人が一緒に支配しているようです。

新キリスト教会は、イエス様は神と人間の両方で生まれましたが、イエス様が生きている間にゆっくりと、しかし避けられない変化があったことを理解しています。イエスは、神、エホバをその内なるものとして生まれ、この内なるものを覆うものとして、マリアからの人間の血統と体を持って生まれたのです。マリアはダビデの王家の出身であったことを思い出すかもしれませんが、それゆえに、その血統は強くて包括的なものであり、それゆえにユダヤ人の礼拝の形に結びついたすべてのものを代表していたのです。イエス様が生きている間（どのくらい早くに始まったかはわかりませんが）、イエス様はマリア様からのものを取り除き、それに対応する神的なものを、ご自身の内側から、その代わりに身につけて、イースターの朝には、ご自身の母親からのものがすべて散り散りになって消えて、完全に神的なものとなったのです。神はただ一人です。

この小さな物語の中で、網にかかった魚の数が語られていますが、なぜ今、ペテロが皆が待っている間に時間をかけて魚を数えることが重要だと思われるのでしょうか。新キリスト教会に明らかにされたことは、御言葉の物語の中で使われているすべての数字は、物語の中で文字通りに使われていなくても、その数字に属する意味を持っているということです。153という数字は、「150」と「3」の組み合わせとして見ることができ、どちらも強い意味を持っています。三」から始まって、これだけ頻繁に使われているのですから、何か意味があることは間違いないでしょう。イエス様は三日目によみがえられました。また、「三」とは、何かを完成させるために必要なもの、それをしたいという願いや願望、それをするための知識、そして実際にすることの数です。これは、ケーキを焼くことから、主の愛、主の知恵、宇宙を創造した主の行為に至るまで、どんなことにも当てはまります。百五十はそう単純ではありません。御言葉の中で使われているのは二つの場所だけで、完全な変化、何かの終わりと別の何かの始まりを意味していると言われています。それはここでも洪水の話の中でも使われています。 創世記7 で 創世記8:3"そして水は地の上に百五十日続いた" "...そして、水は地表から絶えず戻ってきて、百五十日の終わりの後、水は減った"ここでの使用は、"アダム "と呼ばれる教会の終わりと "ノア "と呼ばれる教会の始まりを意味するということです（このウェブサイトの "教会 "を参照してください。 天界の秘義812, 846)。 私たちが考えている物語では、それはイスラエルと呼ばれる教会の終わりとキリスト教会の始まりを意味していますが、それはおそらく一日か二日後に主が山ですべての弟子たちと会い、説教と癒しのために彼らを送り出したときに完成します。

この物語の最初の部分は、7人の弟子たち全員がイエス様と一緒に海辺にいて、イエス様が彼らにパンと焼き魚の朝食を与えたことで終わります。

316. The second account:

Walking once with tranquil heart in a pleasantly peaceful state of mind, I saw in the distance a wood, which had in the midst of it an enclosed path leading to a little palace; and I saw young women and men and husbands and wives going in. I, too, in the spirit went over there, and I asked one of the keepers standing at the entrance of the path whether I might go in as well. He stared at me; and so I asked, "Why are you staring at me?"

"I am examining you," he replied, "to see whether the pleasant state of peace reflected in your face draws any of its character from a pleasant delight in conjugial love. After this path there is a little garden, and in the middle of it a house with a newly married couple in it. Their friends are coming here today to wish them happiness and joy. I do not know the people I am allowing to enter, but I was told I would recognize them from their faces. If I saw in them a delight in conjugial love, I was to let them in, and no one else."

Every angel can see from others' faces what the delights of their heart are; and because I was thinking about conjugial love, it was a delight in that love that he saw in my face. This contemplation of mine shone from my eyes and lent an inner glow to my face, so that he told me I might go in.

[2] The enclosed path through which I went was lined with fruit trees joined together by interlocking branches, thus forming an unbroken wall of trees on either side. Through this pathway I entered the little garden, which exhaled a pleasant fragrance from its bushes and flowers. The bushes and flowers grew in pairs; and I learned that gardens of this sort appear around houses where weddings are being or have been celebrated, on which account they are called wedding gardens.

After that I went into the house, and there I saw the married couple holding each other by the hand and speaking to each other out of truly conjugial love. Moreover, from their faces I was given to see then an image of conjugial love, and from their conversation, its vibrancy.

Later, when I among many others had expressed my prayers for them and wished them happiness and joy, I went out into the wedding garden; and I saw on the right side of it a group of young men, to which all who left the house went hurrying over. They all hurried over there because they were having a conversation about conjugial love, and this conversation drew the hearts of all with a kind of hidden force to it. I listened then to a wise person in the group speaking about that love, and what I heard was in summary the following:

[3] "The Lord's Divine providence is most specific and therefore most universal in connection with marriages and in its operation in marriages in heaven, because all blessings of heaven flow from the delights of conjugial love, like sweet waters from a sweetly gushing spring. It is therefore provided by the Lord that conjugial pairs be born, and they are raised and continually prepared for their marriages, neither the boy nor the girl being aware of the fact. Then, after a period of time, the girl - now a marriageable young woman - and the boy - now a young man able to marry - meet somewhere, as though by fate, and notice each other. And they immediately recognize, as if by a kind of instinct, that they are a match, thinking to themselves from a kind of inner dictate, the young man, 'she is mine,' and the young woman, 'he is mine.' Later, after this thought has for some time become settled in the minds of each, they deliberately talk about it together and pledge themselves to each other in marriage.

"We say as though by fate and as if by instinct, when we mean by Divine providence, because when one is unaware that it is Divine providence, that is how it appears."

With respect to his statement that conjugial pairs are born, raised and prepared for their marriages without their knowing, the speaker supported it by the conjugial similarity visible in the faces of a couple, also by the innermost and eternal union of their hearts and minds, neither of which would be possible the way they are in heaven unless foreseen and provided by the Lord.

[4] Having said this - to which the group responded with applause - the wise person speaking went on to say that there is a conjugial element in the smallest particulars in every person, both male and female; only that the conjugial element in the male and the conjugial element in the female are not the same, but the conjugial element of the male possesses a capacity for conjunction with the conjugial element of the female, and vice versa, even in the least particulars.

This he showed by the marriage of will and understanding in every individual, the two of which operate together in the least constituents of the mind and in the least constituents of the body; from which it can be seen that there is a conjugial element in each component, even the least. "This is also made evident," he said, "from the composite organs of the body which are formed from its elemental constituents. We find, for example, two eyes, two ears, two nostrils, two cheeks, two lips, two arms and hands, two legs, two feet; and inside the body, two hemispheres of the brain, two ventricles of the heart, two lungs, two kidneys, two testicles. Even when an organ is not paired, still it exhibits a division into two parts. The reason there are these sets of two is that one is connected with the will and the other with the intellect, which operate in conjunction with each other so marvelously that they give the appearance of being one. Thus the two eyes produce one power of sight, the two ears one power of hearing, the two nostrils one sense of smell, the two lips one speech, the two hands one labor, the two feet one gait, the two hemispheres of the brain one habitation of the mind, the two chambers of the heart one life of the body through the blood, the two lungs one respiration, and so on. Only that in the case of a married couple, the masculine element and feminine element united by truly conjugial love produce one life that is fully human."

[5] As he was saying this, a shaft of lightning appeared in the sky to our right having a red color, and another shaft of lightning to our left that was white, neither of them very intense. These entered through our eyes into our minds and illumined them as well. Then, following these, we heard the sound of thunder - in actuality a low murmur coming from the angelic heaven and growing louder in its descent.

Hearing it, and having seen the lightning, the wise person speaking said, "These are meant for me as a signal and admonition to add to my discussion something further, that in the twinned pairs of organs I have mentioned, the one on the right symbolizes the good connected with the two, and the one on the left the truth connected with them; and that this is owing to the marriage of good and truth engraved on each person in his whole being and in his every least part, good having relation to the will and truth to the understanding, and the two together to a union of these. For this reason, in heaven 'the right eye' means the good connected with sight, and 'the left eye' the truth connected with it. So, too, 'the right ear' means the good connected with hearing, and 'the left ear' the truth connected with it. Similarly, 'the right hand' means the good connected with a person's strength, and 'the left hand' the truth connected with it. And so on with the rest of these twinned pairs.

"Moreover, because 'right' and 'left' have these symbolic associations, the Lord said:

If your right eye causes you to slip, pluck it out.... And if your right hand causes you to slip, cut it off.... ¹

"He meant by this that if something good is turned to evil, it should be cast away.

"For the same reason He also told His disciples to cast their net on the right side of the boat, and when they did so, they caught a great number of fish. ² And by this He meant they should teach the good of charity, and by doing so would gather in people."

[6] Following these remarks, the two shafts of lightning appeared again, still less intense than before. And we saw then that the lightning on the left drew the whiteness of its light from the reddish fire of the lightning on the right.

Seeing this, the speaker said, "It is a sign from heaven confirming what I have said, because something fiery in heaven means something good, and something white there means something true. As for our having seen that the lightning on the left drew the whiteness of its light from the reddish fire of the lightning on the right, this is visible evidence that the whiteness of light or light itself is nothing other than the luminance of fire."

At the end of this discourse, all in the group were fired with a joyful state of goodness and truth inspired by the shafts of lightning and what they had been told concerning them, and in this state they departed for home.

脚注: