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民数記 29:27

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27 その雄牛と雄と小とのための素祭と灌祭とは、その数にしたがって定めのようにささげなければならない。

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天界と地獄 # 288

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288. 天使たちにある善そのものを、神が内奥から至福で満たすことこそ、天界の平和です。したがって、みずから善良な生活をおくって心にうれしさを感じ、みずからの善に調和する真理を耳にして愛情をおぼえ、善と真理との一体感で快活な精神にみたされ、ここで初めてその平和はずっしりと迫ってきます。このようにして、天使たちの生活にかかわるあらゆる思いと行いの中に、平和が流れてきて、外見上も喜びとして現れます。

2. ところで、天界における平和の性格や大きさは、天使各自のもつ純真無垢の度合いや性格によって違ってきます。なぜなら、平和と純真無垢は、歩調をあわせるからです。前述したように、純真無垢は、天界のあらゆる善の源であり、平和は、その善がもっているうれしさの根源です。

したがって、天界における純真無垢の状態について、前節で述べたと同じことが、平和の状態についても言えることが、ここで明らかです。つまり、善とそのうれしさが結びついているように、純真無垢と平和は結びついています。善はそのうれしさで感じられ、うれしさはその善によって知られます。

以上から、内奥の第三天界にいる天使たちは、純真無垢の点で、内奥の第三段階にいるわけですから、平和においても、内奥の第三段階にいることになります。また、下位天界の天使たちは、純真無垢の面でより低い段階にいるため、平和においても、より低い段階にいることになります(前288節参照)。

3. 純真無垢と平和は、善とそのうれしさの関係と似た関係にあります。それは幼児をみてもわかります。かれらは純真無垢だからこそ平和です。平和だから、すべてが遊びになります。

しかし、幼児の平和は、外面の平和です。内面の平和には、内面の純真無垢と同じように、英知が必要です。善と真理の結びつきがあって、初めて英知が生まれます。善が真理と結びついて、英知を宿し、その結果神のうちに安らぎを感じる人には、天上の天使的な平和があります。ただしこの平和は、この世にあるあいだ、内に隠されたままですが、肉体を離れて天界に入ると、その内部がひらかれ、あらわになります。

  
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Many thanks to Arcana Press for their permission to use this translation online.