天界の秘義 # 624
624. ここでのテーマは、教会の状態ではありません。本章では一貫して「神」を取り上げますが、以前はエホバでした。教会のことでなければ神となり、教会のことならエホバになります。創世記第1章もそうでした。教会のことでなければ「神」、教会のことになると「エホバなる神」と言われました。
エホバとは至聖なる方を示し、それは教会で至聖なる方だからです。神はそうではありません。神々を知らない民族はありませんし、神という名はそれほど聖ではありません。それにたいし、エホバの場合、真の信仰の対象としてしか、そのみ名を使うことは許されませんでした。一方、神はどの民族にも許されています。