14
また、あかね染めの雄羊の皮で天幕のおおいと、じゅごんの皮でその上にかけるおおいとを造らなければならない。
59. 律法の公布、その神聖さと力については、前55節に記しました。〈みことば〉の該当箇所を見てください。
エホバはシナイ山頂で火のうちに下られました。そのとき山は煙り、震え動きました。そして雷鳴と雷光があり、重い雲がかかり、ラッパの声がありました(出エ19:16、18、申命4:11、5:19-23)。
民はエホバのお下りになる前、三日のあいだ準備して身を清めた(出エ19:10、11、15)。
山は囲いで囲まれ、だれも、祭司ですら、その敷居に近付かないよう、また近付いて死なないように言われた。モーセひとりが例外でした(出エ19:12、13、20-23、24:1、2)。
シナイ山から公布された律法について(出エ20:1-17、申命5:6-21)。その律法は、神のみ手によって、二枚の石板に刻印されたこと(出エ31:18、32:15、16、申命9:10)。
モーセがその石板を手にもって、二回目に山から降りてきたとき、顔が光り輝いていた(出エ34:29-35)。
石板は箱の中に納められたこと(出エ25:16、40:20、申命10:5、列王上8:9)。 箱の上に贖い台があったこと。そこには金製のケルブが置いてあった(出エ25:17-21)。贖い台とケルブを伴った箱は、幕屋の内奥部を成していた。そして金製の燭台、金製の香炉の祭壇、供えのパンが置かれる金泊の机は、幕屋の外部を成していた。そして紫と緋の糸でつくった亜麻布製の10枚のカーテンはその最外部を成していた(出エ25:1-終わり、26:1-終わり、40:17-28)。
箱のある場所は至聖所と呼ばれた(出エ26:33)。
イスラエルの全民は、部族ごとに順序よく、主の住まいのまわりに設営し、また順序よくその後について行進した(民数1:11-終わり)。
そのさい、主の住まいの上には、昼は雲、夜は火がみえた(出エ40:38、民数9:15、16-終わり、14:14、申命1:33)。
箱の上、しかもケルブ天使たちのあいだで、主はモーセとお語りになった(出エ25:22、民数7:89)。
箱は、その中に律法が入っていたため、「エホバはそこに Jehobah ibi」と言われた。モーセは箱が行進するときは、「エホバよ、起き給え」と言い、箱が静止するときは、「エホバよ、帰り給え」と言った(民数10:35、36、その他、サムエル下6:2、詩132:7、8)。
その律法が神聖だったため、アロンは、犠牲と香のときを除いて、天幕の中に入ることが許されなかった(レビ16:2-14以降)。
ダビデは箱をシオンに運んだが、それは犠牲と祝いを伴っていた(サムエル下6:1-10)。
そのとき、ウザがそれに触れたために死んだ(サムエル下6:7)。
箱はエルサレムの神殿の真ん中に置かれ、そこを至聖所とした(列王記上6:19、8:3-9)。
箱の中にある律法に主が臨在され、力を示されたため、ヨルダン川の水は分かれた。箱が真ん中に安置されているあいだ、民は乾いた土地を渡っていった(ヨシュア3:1-17、4:5-20)。
箱を運び巡ったので、エリコの城壁が崩れた(ヨシュア6:1-20)。
ペリシテ人の神ダゴンは、箱の前で地に倒れた。そのあと、神殿の敷居の上に、首の部分がとれて横たわった(サムエル上5:4)。