Okususelwe Emisebenzini kaSwedenborg

 

神の愛と知恵 #42

Funda lesi Sigaba

  
Yiya esigabeni / 432  
  

42. 愛や英知についても、同じことが言えます。愛また英知は、実体または形相であって、感覚器官が外へ向かって働いているように、眼前に現れてくるわけではありません。それだけの違いは、だれもが認めるところですが、実体や形相は、英知や愛の実体であり形相です。

それは思考であり、感知であり、情愛です。虚無から流れ浮遊してくるものではないし、主体をなしている現実の実体・形相から、抽象されたものでもありません。

脳の中には、数知れぬ実体や形相があり、それにはみな内的な意味があります。つまり、理性や意志に対応した意味をもっています。情愛にしても、感知力にしても、思考力にしても、脳から吐き出される息のようなものでなく、実際上・現実上の主体です。その主体がその中から何かを放出するのではなく、外部の感覚について前述したとおり、刺激によって起こる流動にともない、主体みずからが変化します。刺激によって起こる流動については、くわしく後述します。

  
Yiya esigabeni / 432  
  

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Okususelwe Emisebenzini kaSwedenborg

 

神の愛と知恵 #43

Funda lesi Sigaba

  
Yiya esigabeni / 432  
  

43. ここで初めて、神の愛と神の英知みずからが、実体であり、形相であることがはっきりします。神の愛は存在自身であり、神の英知は実在自身です。もし、この存在自身および実在自身が、実体や形相でなかったとしたらどうでしょう。

まるで虚構でしかありません。それは、そのものとして、なにものでもないことになります。

  
Yiya esigabeni / 432  
  

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