Bible

 

エゼキエル書 2

Studie

   

1 彼はわたしに言われた、「人のよ、立ちあがれ、わたしはあなたに語ろう」。

2 そして彼がわたしに語られた時、霊がわたしのうちに入り、わたしを立ちあがらせた。そして彼のわたしに語られるのを聞いた

3 彼はわたしに言われた、「人のよ、わたしはあなたをイスラエルの民、すなわちわたしにそむいた反逆の民につかわす。彼らもその先祖も、わたしにそむいて今日に及んでいる。

4 彼らは厚で強情な者たちである。わたしはあなたを彼らにつかわす。あなたは彼らに『なる神はこう言われる』と言いなさい。

5 彼らは聞いても、拒んでも、(彼らは反逆のだから)彼らの中に預言者がいたことを知るだろう。

6 人のよ、彼らを恐れてはならない。彼らの言葉をも恐れてはならない。たといあざみといばらがあなたと一緒にあっても、またあなたが、さそりの中に住んでも、彼らの言葉恐れてはならない。彼らのをはばかってはならない。彼らは反逆のである。

7 彼らが聞いても、拒んでも、あなたはただわたしの言葉を彼らにらなければならない。彼らは反逆の家だから。

8 人のよ、わたしがあなたに語るところを聞きなさい。反逆ののようにそむいてはならない。あなたのを開いて、わたしが与えるものを食べなさい」。

9 この時わたしが見ると、見よ、わたしの方に伸べたがあった。また見よ、の中に巻物があった。

10 彼がわたしのにこれを開くと、その表にも裏にも文字が書いてあった。その書かれていることは悲しみと、嘆きと、災の言葉であった。

   

Bible

 

コリントの信徒への手紙二 12

Studie

   

1 わたしは誇らざるを得ないので、無益ではあろうが、主のまぼろしと啓示とについて語ろう。

2 わたしはキリストにあるひとりの人を知っている。この人は十四年前に第の天にまで引き上げられた――それが、からだのままであったか、わたしは知らない。からだを離れてであったか、それも知らない。神がご存じである。

3 この人が――それが、からだのままであったか、からだを離れてであったか、わたしは知らない。神がご存じである――

4 パラダイスに引き上げられ、そして口に言い表わせない、人間が語ってはならない言葉を聞いたのを、わたしは知っている。

5 わたしはこういう人について誇ろう。しかし、わたし自身については、自分の弱さ以外には誇ることをすまい。

6 もっとも、わたしが誇ろうとすれば、ほんとうの事を言うのだから、愚か者にはならないだろう。しかし、それはさし控えよう。わたしがすぐれた啓示を受けているので、わたしについて見たり聞いたりしている以上に、人に買いかぶられるかも知れないから。

7 そこで、高慢にならないように、わたしの肉体に一つのとげが与えられた。それは、高慢にならないように、わたしを打つサタンの使なのである。

8 このことについて、わたしは彼を離れ去らせて下さるようにと、三度も主に祈った。

9 ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなた対して十分である。わたしの力は弱いところ完全あらわれる」。それだから、キリストの力がわたし宿るよう、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。

10 だから、わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである。

11 わたしは愚か者となった。あなたがたが、むりにわたしをそうしてしまったのだ。実際は、あなたがたから推薦されるべきであった。というのは、たといわたしは取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちにはなんら劣るところがないからである。

12 わたしは、使徒たるの実を、しるしと奇跡と力あるわざとにより、忍耐をつくして、あなたがたの間であらわしてきた。

13 いったい、あなたがたが他の教会よりも劣っている点は何か。ただ、このわたしがあなたがたに負担をかけなかったことだけではないか。この不義は、どうか、ゆるしてもらいたい。

14 さて、わたしは今、三度目にあなたがたの所に行く用意をしている。しかし、負担はかけないつもりである。わたしの求めているのは、あなたがたの持ち物ではなく、あなたがた自身なのだから。いったい、子供はのために財をたくわえて置く必要はなく、が子供のためにたくわえて置くべきである。

15 そこでわたしは、あなたがたの魂のためには、大いに喜んで費用を使い、また、わたし自身をも使いつくそう。わたしがあなたがたを愛すれば愛するほど、あなたがたからますます愛されなくなるのであろうか。

16 わたしは、あなたがたに重荷を負わせなかったとしても、悪がしこくて、あなたがたからだまし取ったのだと、人は言う。

17 わたしは、あなたがたにつかわした人たちのうちのだれかをとおして、あなたがたからむさぼり取っただろうか。

18 わたしは、テトスに勧めてそちらに行かせ、また、かの兄弟を同行させた。テトスは、あなたがたからむさぼり取ったことがあろうか。わたしたちは、みな同じ心で歩いたではないか。同じ足並みで歩いたではないか。

19 あなたがたは、わたしたちがあなたがたに対して弁明をしているのだと、今までずっと思ってきたであろう。しかし、わたしたちは、神のみまえでキリストにあって語っているのである。愛する者たちよ。これらすべてのことは、あなたがたの徳を高めるためなのである。

20 わたしは、こんな心配をしている。わたしが行ってみると、もしかしたら、あなたがたがわたしの願っているような者ではなく、わたしも、あなたがたの願っているような者でないことになりはすまいか。もしかしたら、争い、ねたみ、怒り、党派心、そしり、ざんげん、高慢、騒乱などがありはすまいか。

21 わたしが再びそちら行った場合、わたしの神が、あなたがたの前でわたし恥をかかせ、その上、多くの人が前罪を犯していながら、その汚れと不品行と好色とを悔い改めていないので、わたしを悲しませることなりはすまいか。