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創世記 20

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1 アブラハムはそこからネゲブの地に移って、カデシとシュルの間に住んだ。彼がゲラルにとどまっていた時、

2 アブラハムサラのことを、「これはわたしの妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは、人をつかわしてサラを召し入れた。

3 ところがアビメレクに臨んで言われた、「あなたは召し入れたあの女のゆえに死なねばならない。彼女は夫のある身である」。

4 アビメレクはまだ彼女に近づいていなかったので言った、「主よ、あなたは正しい民でも殺されるのですか。

5 彼はわたしに、これはわたしの妹ですと言ったではありませんか。また彼女も自分で、彼はわたしのですと言いました。わたしは心も清く、手もいさぎよく、このことをしました」。

6 はまたで彼に言われた、「そうです、あなたが清い心をもってこのことをしたのを知っていたから、わたしもあなたを守って、わたしに対して罪を犯させず、彼女にふれることを許さなかったのです。

7 いま彼のを返しなさい。彼は預言者ですから、あなたのために祈って、命を保たせるでしょう。もし返さないなら、あなたも身内の者もみな必ず死ぬと知らなければなりません」。

8 そこでアビメレク早く起き、しもべたちをことごとく召し集めて、これらの事をみなり聞かせたので、人々は非常に恐れた

9 そしてアビメレクアブラハムを召して言った、「あなたはわれわれに何をするのですか。あなたに対してわたしがどんな罪を犯したために、あなたはわたしとわたしの国とに、大きな罪を負わせるのですか。あなたはしてはならぬことをわたしにしたのです」。

10 アビメレクはまたアブラハムに言った、「あなたはなんと思って、この事をしたのですか」。

11 アブラハムは言った、「この所にはを恐れるということが、まったくないので、わたしの妻のゆえに人々がわたしを殺すと思ったからです。

12 また彼女はほんとうにわたしの妹なのです。わたしの父の娘ですが、の娘ではありません。そして、わたしのになったのです。

13 がわたしに父のを離れて、行き巡らせた時、わたしは彼女に、あなたはわたしたちの行くさきざきでわたしをであると言ってください。これはあなたがわたしに施す恵みであると言いました」。

14 そこでアビメレク、牛および男女の奴隷を取ってアブラハムに与え、そのサラを彼に返した。

15 そしてアビメレクは言った、「わたしの地はあなたのにあります。あなたの好きな所に住みなさい」。

16 またサラに言った、「わたしはあなたのシケルを与えました。これはあなたの身に起ったすべての事について、あなたに償いをするものです。こうしてすべての人にあなたは正しいと認められます」。

17 そこでアブラハムに祈った。アビメレクとそのおよび、はしためたちをいやされたので、彼らは子を産むようになった。

18 これはがさきにアブラハムのサラのゆえに、アビメレクののすべての者の胎を、かたく閉ざされたからである。

   

From Swedenborg's Works

 

Arcana Coelestia #2545

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2545. 'Abimelech called Abraham and said to him' means the Lord's thought from the doctrine of faith. This becomes clear from the representation of 'Abimelech', and also of 'Abraham', and from the meaning of 'saying', dealt with several times already. No intelligible explanation of what thinking from the doctrine of faith is can be given because the perception of this matter cannot fall into any but angelic ideas, yet within these it presents itself in so much light, together with heavenly representatives, that scarcely anything of it can be described. The inability to perceive this matter except within angelic ideas is made evident when it is said that the Lord's thought was from intellectual truth, which was above the rational which He looked upon from that truth, but that His perception from which He thought was from Divine Truth.

  
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Thanks to the Swedenborg Society for the permission to use this translation.