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サムエル記上 13

Studie

   

1 サウルは三十歳で王の位につき、イスラエルを治めた。

2 さてサウルイスラエルびとを選んだ。二サウルと共にミクマシ、およびベテル地におり、一はヨナタンと共にベニヤミンのギベアにいた。サウルはその他の民を、おのおの、その天幕に帰らせた。

3 ヨナタンは、ゲバにあるペリシテびとの守備兵を敗った。ペリシテびとはそのことを聞いた。そこで、サウル中に、あまねく笛を吹きならして言わせた、「ヘブルびとよ、聞け」。

4 イスラエルの人は皆、サウルがペリシテびとの守備兵を敗ったこと、そしてイスラエルがペリシテびとに憎まれるようになったことを聞いた。こうして民は召されて、ギルガルサウルのもとに集まった。

5 ペリシテびとはイスラエルと戦うために集まった。戦車三、騎兵、民は浜べののように多かった。彼らは上ってきて、ベテアベンの東のミクマシに陣を張った。

6 イスラエルびとは、ひどく圧迫され、味方が危くなったのを見て、ほらに、縦に、に、墓に、ため池に身を隠した。

7 また、あるヘブルびとはヨルダンを渡って、ガドとギレアデの地へ行った。しかしサウルはなおギルガルにいて、民はみな、ふるえながら彼に従った。

8 サウルは、サムエルが定めたように、七のあいだ待ったが、サムエルがギルガルにこなかったので、民は彼を離れて散って行った。

9 そこでサウルは言った、「燔祭と酬恩祭をわたしの所に持ってきなさい」。こうして彼は燔祭をささげた。

10 その燔祭をささげ終ると、サムエルがきた。サウルはあいさつをしようと、彼を迎えに出た。

11 その時サムエルは言った、「あなたは何をしたのですか」。サウルは言った、「民はわたしを離れて散って行き、あなたは定まったのうちにこられないのに、ペリシテびとがミクマシに集まったのを見たので、

12 わたしは、ペリシテびとが今にも、ギルガルに下ってきて、わたしを襲うかも知れないのに、わたしはまだ主の恵みを求めることをしていないと思い、やむを得ず燔祭をささげました」。

13 サムエルはサウルに言った、「あなたは愚かなことをした。あなたは、あなたの主の命じられた命令を守らなかった。もし守ったならば、は今あなたの王国を長くイスラエルの上に確保されたであろう。

14 しかし今は、あなたの王国は続かないであろう。自分の心にかなう人を求めて、その人に民の君となることを命じられた。あなたが主の命じられた事を守らなかったからである」。

15 こうしてサムエルは立って、ギルガルからベニヤミンのギベアに上っていった。

16 サウルとそのヨナタン、ならびに、共にいる民は、ベニヤミンのゲバにおり、ペリシテびとはミクマシに陣を張っていた。

17 そしてペリシテびとの陣からつの部隊にわかれた略奪隊が出てきて、一部隊はオフラの方に向かって、シュアルの地に行き、

18 一部隊はベテホロンの方に向かい、一部隊は荒野の方のゼボイムの谷を見おろす境の方に向かった。

19 そのころ、イスラエルの地にはどこにも鉄工がいなかった。ペリシテびとが「ヘブルびとはつるぎも、やりも造ってはならない」と言ったからである。

20 ただしイスラエルの人は皆、そのすきざき、くわ、おの、かまにをつけるときは、ペリシテびとの所へ下って行った。

21 すきざきと、くわのための料金は一ピムであり、おのにをつけるのと、とげのあるむちを直すのは三分の一シケルであった。

22 それでこの戦いには、サウルおよびヨナタンと共にいた民のには、つるぎもやりもなく、ただサウルとそのヨナタンとがそれを持っていた。

23 ペリシテびとの先陣はミクマシの渡りに進み出た。

   

Komentář

 

Thousand

  

A 'thousand' means much, many, a countless number, a whole era of time, an abundance. When used in reference to the Lord, it actually means a number greater than that: In those cases it means what is infinite, what is truly without end.