2
「イスラエルの 人々に言いなさい、『だれでもその肉 に流出があれば、その流出は汚れである。
3
その流出による汚れ は次のとおりである。すなわち、その肉 の流出が続いていても、あるいは、その肉 の流出が止まっていても、共に汚れ である。
4
流出ある者の寝た床はすべて汚れる。またその人のすわった物はすべて汚れるであろう。
5
その床に触れる 者は、その衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
6
流出ある者のすわった物の上にすわる者は、その衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
7
流出ある者の肉 に触れる 者は衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
8
流出ある者のつばきが、清い者にかかったならば、その人は衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
10
また彼の下に なった物に触れる 者は、すべて夕まで汚れるであろう。またそれらの物を運ぶ者は、その衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
11
流出ある者が、水 で手 を洗わずに人に触れる ならば、その人は衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
12
流出ある者が触れた 土の器は砕かなければならない。木 の器はすべて水 で洗わなければならない。
13
流出ある者の流出がやんで清くなるならば、清めのために七日 を数 え、その衣服 を洗い、流れ水 に身をすすがなければならない。そうして清くなるであろう。
14
八日 目に、山ばと二 羽、または家ばとのひな二 羽を取って、会見の幕屋 の入口に行き、主の前 に出て、それを祭司に渡さなければならない。
15
祭司はその一つを罪 祭とし、他の一つを燔祭としてささげなければならない。こうして祭司はその人のため、その流出のために主の前 に、あがないをするであろう。
16
人がもし精を漏らすことがあれば、その全身を水 にすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
17
すべて精のついた衣服 および皮で作った物は水 で洗わなければならない。これは夕まで汚れるであろう。
18
男がもし女と寝て精を漏らすことがあれば、彼らは共に水 に身をすすがなければならない。彼らは夕まで汚れるであろう。
19
また女に流出があって、その身の流出がもし血 であるならば、その女は七日 のあいだ不浄である。すべてその女に触れる 者は夕まで汚れるであろう。
20
その不浄の間に、その女の寝た物はすべて汚れる。またその女のすわった物も、すべて汚れるであろう。
21
すべてその女の床に触れる 者は、その衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
22
すべてその女のすわった物に触れる 者は皆その衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
23
またその女が床の上、またはすわる物の上におる時、それに触れる ならば、その人は夕まで汚れるであろう。
24
男がもし、その女と寝て、その不浄を身にうけるならば、彼は七日 のあいだ汚れるであろう。また彼の寝た床はすべて汚れるであろう。
25
女にもし、その不浄の時のほかに、多くの日 にわたって血 の流出があるか、あるいはその不浄の時を越して流出があれば、その汚れ の流出の日 の間は、すべてその不浄の時と同じように、その女は汚れた 者である。
26
その流出の日 の間に、その女の寝た床は、すべてその女の不浄の時の床と同じようになる。すべてその女のすわった物は、不浄の汚れ のように汚れ るであろう。
27
すべてこれらの物に触れる 人は汚れる。その衣服 を洗い、水 に身をすすがなければならない。彼は夕まで汚れるであろう。
28
しかし、その女の流出がやんで、清くなるならば、自分のために、なお七日 を数 えなければならない。そして後 、清くなるであろう。
29
その女は八日 目に山ばと二 羽、または家ばとのひな二 羽を自分のために取り、それを会見の幕屋 の入口におる祭司のもとに携えて行かなければならない。
30
祭司はその一つを罪 祭とし、他の一つを燔祭としてささげなければならない。こうして祭司はその女のため、その汚れ の流出のために主の前 に、あがないをするであろう。
31
このようにしてあなたがたは、イスラエルの 人々を汚れ から離さなければならない。これは彼らのうちにあるわたしの幕屋を彼らが汚し、その汚れ のために死ぬ ことのないためである』」。
32
これは流出ある者、精を漏らして汚れる者、不浄をわずらう女、ならびに男あるいは女の流出ある者、および不浄の女と寝る者に関するおきてである。
33
不浄をわずらう女、ならびに男あるいは女の流出ある者、および不浄の女と寝る者に関するおきてである。