2
「イスラエルの 人々に命じて、オリブを砕いて採った純粋の油 を、ともしびのためにあなたの所へ持ってこさせ、絶えずともしびをともさせなさい。
3
すなわち、アロンは会見の幕屋 のうちのあかしの垂幕の外で、夕から朝 まで絶えず、そのともしびを主の前 に整えなければならない。これはあなたがたが代々ながく守るべき定めである。
4
彼は純金の燭台 の上に、そのともしびを絶えず主の前 に整えなければならない。
5
あなたは麦粉を取り、それで十二 個の菓子を焼かなければならない。菓子一個に麦粉十分の二 エパを用いなければならない。
6
そしてそれを主の前 の純金の机の上に、ひと重ね六 個ずつ、ふた重ねにして置かなければならない。
7
あなたはまた、おのおのの重ねの上に、純粋の乳香を置いて、そのパン の記念の分とし、主 にささげて火祭としなければならない。
8
安息日 ごとに絶えず、これを主の前 に整えなければならない。これはイスラエルの 人々のささぐべきものであって、永遠の 契約である。
9
これはアロンとその子 たちに帰する。彼らはこれを聖なる 所で食べなければならない。これはいと聖なる 物であって、主の 火祭のうち彼に帰すべき永久 の分である」。
10
イスラエルの 女を母とし、エジプトびとを父とするひとりの者が、イスラエルの 人々のうちに出てきて、そのイスラエルの 女の産んだ子 と、ひとりのイスラエル びとが宿営の中で 争いをし、
11
そのイスラエルの女の産んだ子 が主の名を汚して、のろったので、人々は彼をモーセの もとに連れてきた。その母 はダン の部族 のデブリの娘 で、名をシロミテといった。
12
人々は彼を閉じ込めて置いて、主の 示しを受けるのを待っていた。
14
「あの、のろいごとを言った者を宿営の外に引き出し、それを聞いた 者に、みな手 を彼の頭 に置かせ、全会衆に彼を石で撃たせなさい。
15
あなたはまたイスラエルの 人々に言いなさい、『だれでも、その神 をのろう者は、その罪を負わなければならない。
16
主の 名を汚す者は必ず殺されるであろう。全会衆は必ず彼を石で撃たなければならない。他国の者でも、この国に生れた者でも、主の 名を汚すときは殺されなければならない。
17
だれでも、人を撃ち殺した者は、必ず殺されなければならない。
18
獣 を撃ち殺した者は、獣 をもってその獣 を償わなければならない。
19
もし人が隣人 に傷を負わせるなら、その人は自分がしたように自分にされなければならない。
20
すなわち、骨折には骨折、目 には目 、歯 には歯 をもって、人に傷を負わせたように、自分にもされなければならない。
21
獣 を撃ち殺した者はそれを償い、人を撃ち殺した者は殺されなければならない。
22
他国の者にも、この国に生れた者にも、あなたがたは同一のおきてを用いなければならない。わたしはあなたがたの神 、主 だからである』」。
23
モーセ がイスラエルの 人々に向かい、「あの、のろいごとを言った者を宿営の外に引き出し、石 で撃て」と命じたので、イスラエルの 人々は、主 がモーセ に命じられた ようにした。